安吉 浙江省にある竹の産地として知られる都市です。中国はここ数年、環境保全に配慮した質の高い経済発展を支援してきました。

ロンドンを拠点とするハッチ・アーキテクツは、この地域の伝統的な素材を用いて、ティーハウスと2つのパビリオンを設計しました。かつては倉庫だったこの洗練された新しいホスピタリティ施設は、竹と木材を用いて設計され、自然環境と調和しながら、静かな田園風景に喜びを添えています。

店内は土色の「洞窟」を思わせる空間に生まれ変わり、カウンターや階段は柔らかく滑らかな質感に仕上げられています。中でも特筆すべきは、茶園を見渡せるパノラマ窓です。天気の良い日には窓を全開にし、心地よい風を感じながら、ゆったりと景色を堪能できます。

プロジェクトを完成させるため、スタジオは山頂に2つの展望台を設計しました。こちらも地元産の白茶からインスピレーションを得ています。1つ目のパビリオンの屋根は茶葉を思わせ、茶畑にわずかに落ち込んでいます。2つ目のパビリオンの構造は浮かぶ雲のようで、茶農家や観光客に隠れ家を提供します。これらの試みを通して、ハッチ・アーキテクツは観光客に、古くから伝わる竹工芸への好奇心を喚起したいと考えています。
安吉 – 中国
ナタリー・ダッサ




