
ドイツのデザインスタジオ、Ippolito Fleitz Group (IFG) は、中国巣湖市で、周囲の水景をダイナミックな空間体験に変えるレストランを設計しました。

ウェルネスを求める観光客や休暇客に人気のバンタン温泉に囲まれたレストラン「スプリング・フィースト」。その空間、フォルム、そして建築は、水の流れによって形作られています。IFGによる1,405㎡のこのプロジェクトは、明朝の人々の集合的想像力を掻き立てるものです。バンタン山から冷泉と温泉という二つの泉が流れ落ち、合流したという逸話が残されています。この高級レストランの独特のダイナミズムは、自然と文化という二つの要素の相互作用から生まれています。インテリアもこのダイナミズムを反映し、うねりのある洞窟のような形状は、建物を周囲の風景の自然な延長のように見せています。

体験型料理
上階にあるレストランのエントランスからは、2つの選択肢が提供されます。壮大な階段を上ってダイニングルームへ、あるいはギャラリーを下りてラウンジを通り抜け、なだらかな景色を見渡すことができます。白と黄土色の色調が鮮やかな緑と溶け合い、ジャングルの天蓋のように空間全体に広がります。洞窟のようなアルコーブは山奥を思わせ、明るい色の木材を用いた家具は自然との繋がりを強調しています。この新しい高級レストランでは、地元の湧き水にこだわった西洋風の料理を提供しています。看板メニューは、トリュフとポルチーニ茸を添えた湧き水卵です。また、コーヒーだけを楽しみたい方には、バーカウンターに小さなロボットが待機しています。こうして、Spring Feastは、お客様がリラックスしながら美味しい料理を堪能できる、遊び心と体験に満ちた空間となっています。

巣湖 – 中国
ifgroup.org/en/project/15550/レストラン春の饗宴-潮湖/?sector=20
ナタリー・ダッサ





